コラム

大東通工のあゆみ

第一幕 「テレビの電波障害が発展の起爆剤に」 

当社は、高度成長期の真っただ中、札幌オリンピック開催準備の動きも重なった時代に誕生しました。

その頃、街には新たなビジネスが次々と生まれ、私たち大東通工も主に自治体や官公庁を対象とした電気通信工事に携わることで、世の中の変化に柔軟に対応しながら歩みを進めてまいりました。

やがて訪れた建設ラッシュの波。都市に高層ビルやマンションが次々と立ち並ぶと、「ビル影」によるテレビの電波障害が多発するようになりました。

これを契機に、民間のお客様からも多くのご相談やご依頼をいただくようになり、私たちの事業領域はさらに拡大していきました。

20年余りの間、電波障害対策を柱としながら、建物の増加に伴い、内部設備の仕事にも自然と関わるようになったのです。

第二幕 「建物の老朽化とリニューアルへの挑戦」

次に待ち受けていたのは、建設ラッシュを経た建物の老朽化です。新築から時を経た建物には、設備の更新や改修が必要となる場面が増えてまいりました。

私が代表取締役社長に就任してからは、リニューアル事業に特化し、建物がこれからも安心して使い続けられるよう、設備の更新やシステムの最適化に力を注いできました。

時代がどれほど移り変わっても、「安心・安全な暮らしを支える」という信念は変わりません。社員一人ひとりがこの思いを胸に、誠実に仕事と向き合っていることを、私は心から誇りに思っています。

第三幕 「安心・安全を守るパートナーとして」

平成の終わりから令和へと時代が進む中、社会全体でセキュリティへの意識が高まりました。

防犯カメラや高性能なインターホンの導入、それに付随するさまざまな工事のご依頼も増え、私たちの役割もさらに広がっています。

こうして振り返ってみると、私たちは常に時代の変化に寄り添い、お客様や社会のニーズに真摯に応えてきたのだと実感いたします。

これからも私たち大東通工は、技術と誠実さを礎に、お客様の暮らしや事業を支えるパートナーであり続けたいと願っております。

今後とも、皆さまとのご縁を大切に、より良いサービスの提供に努めてまいります。

末永いお付き合いを、どうぞよろしくお願い申し上げます。

代表取締役 館脇 元

コメント

この記事へのコメントはありません。

関連記事

TOP